特発性血小板減少性紫斑病だけど元気です ~はにこの経過(後編)~
こんばんは、はにこです!
昨日に引き続き、私の3歳からの持病「特発性血小板減少性紫斑病」の経過について書いていきます。
発症~中学生まで書いた、昨日の記事はこちら↓
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高校生
高校生になってからも、服薬などはまったくせずに血小板は5万~8万の間をキープしていました。
特発性血小板減少性紫斑病で困ったことは特になかったような印象です。
病院は、高校の時に引っ越しで一度通院をやめてしまいまして
大学進学で札幌に戻ってきてから、今のかかりつけ医の先生のところに通い始めました。
大学生
大学に入ってから、困ったことが。
月経過多の症状が強くなってきました。
また、軽い子宮腺筋症とPMSも併発し、月経時はぐったりのボロボロに・・・。
月経中は痛すぎて冷や汗が出たり、学校に行けず寝込んだりもしていました。
そこで、低用量ピルの服用を始めました。
私には合っていたようで出血量もかなり減り、PMSもかなり楽になりました。
かかりつけ医のクリニックが内科・婦人科の両方あって、
先生も特発性血小板減少性紫斑病のことも、婦人科系の病気のこともご存じだったので、いい病院を見つけられてよかったな~と思っています。もう8年ほどお世話になっています。
あとは大学時代に一度だけ、血小板が2万に下がったことがありました。
冬に風邪でかかった近所の病院で血液検査をして、診察を受けたところ
「血小板が2万しかないけど大丈夫!?」とお医者さんにすごくびっくりされてしまいました(笑)
「ITPでいつも5万くらいなんです~」とお伝えすると「そうなんだ・・・」という感じでしたw
特に内出血が増えたりはしていなかったのですが・・・
でも気を付けることといえば、できるだけ転ばないようにするとかしかないんですよね。風邪が治ったら血小板も元に戻りました。
人によって、血小板が下がるタイミング、上がるタイミングも違うんですよね。
私はよく風邪をひくのですが、毎回血小板が下がるわけでもなく・・・
自分の体ですが、分からないことだらけです(;'∀')
社会人~現在
社会人になってからは、なぜか鼻血が出ることが増えました。
コールセンターで働いていて、電話で話しているときに出始めたことも。
そのまま通話していたら、周りの方が沢山ティッシュをくれました(笑)
鼻血は20分くらいで止まる時もあれば、1時間以上かかる時もあります。
今は2か月に一回、低用量ピルをもらうためにかかりつけ医のクリニックに通院しています。血液検査は毎回ではなく4か月に1度です。
気を付けていることと言えば、点状紫斑が腕や足に出たら、無理しないようにすることですかね。慌てて転んだりぶつけたりすると、大きなアザができてしまいます。
とはいえ、特発性血小板減少性紫斑病自体のの服薬はなしで5万以上をキープできているので、今後もこのまま安定していられたらいいなぁ・・・と願っています。
特発性血小板減少性紫斑病の患者数は約3万人。
だいたい、毎年10万人に2人がかかっているようです。
「難病」「特定疾患」で、長く付き合っていかなければいけない病気ですが、ずっと悪い状態が続くわけではなく、良くなったり悪くなったりを繰り返す病気だと思います。
私は周りに同じ病気の人がいなくて、高校生のときにインターネットの掲示板でITPのスレッドを見て
「同じ病気の人がいるんだ・・・!」と実感できました。
特にかかり始めは、原因不明の病気なんて・・・と、ご本人もご家族の方も悩まれると思います。
あくまで私の経過ではあるのですが、このブログを読んで、少しでも気持ちが楽になる方がいたら本望です!
ではでは、はにこでした。